ホールケーキもらったからクリスマスで一緒に食べよ!
ありがとう!食べよ!
やっぱ子ども食堂に持ってくわ
パードゥン?
友人が近所の子ども食堂に、ケーキを持って行きたいというのでついていくことにした。
子ども食堂(昭和の居酒屋)
ここが?!
赤ちょうちんがトレードマークの、The 本気の居酒屋。
ビビる2人。
こんなとこに子ども来るのかな・・・
ケーキを店主に渡し、さっそうと帰る作戦
作戦は以下の通り。
店に入り、ケーキを渡して、帰る。
シンプルだが、お店に負担をかけずに目的達成できる最短ルートである!
いざ店で、作戦実行
こんばんは〜!あの〜、子どもたちに食べてほしくてケーキ持ってきました!
なんて素敵なの〜!1杯おごるから2人とも飲んで行きなさい
いいんですか!ありがとうございます!
店主と女将さんが引き止めてくれるので、一杯いただくことに。
他にお客さんは2人。
うち一人は、本日14杯飲んだという酒豪である。
それにしても夜、こんなにスモーキーなこの空間に、昼、子供たちは来るのだろうか?
店主によると、ランチで子供が数人来たりする、とのこと。
まだこの試みは2ヶ月しか経っていないからか、誰も来ないこともあるらしい。
でも、複数回来てくれた子どももいた、と女将さん。
未来のある子どもたちに、喜んでもらえることがとても嬉しいのだという。
giveの精神に、感動!
でも、と口ごもる女将さん。
たまにご年配の方も来るのよね、、
NPOでもないし、大人に無料でご飯を食べてもらうわけにはいかない。
来てくれても、大人にはお金を払ってもらわないと、続けられないし、、
お腹をすかせた人を前に、帰ってもらうのは心苦しいんだけどね。
それに、外のチラシを破られてしまうこともある。
なんでそんなことするんだろう、、
誰がやっているか知らないけれど、はがされたら、またコピーして、何度でも貼るわ^^
そんなところにケーキを持ってきてくれる人がいるなんて!
俺は応援してるぞ!ほら、小銭持ちの俺が貯金箱に入れてくぜ
あ〜ら格好つけちゃって!はっはっは
あったかいねぇ
気がついたらハイボールを2杯いただいていた。
これ以上お店のご好意に甘えるわけにはいかない。
あいさつして、帰路につくことにした。
女将さん・・・!
ほろ酔いで別れを告げ、外に出たら、なんと女将さんがお土産におでんとみかんを2つ包んで持っている。
「ケーキをくれてありがとう。励みになるわ、これ、私の作ったおでん」と、ビニール袋をくれた。
「また顔出してね」と、角を曲がるまで見送ってくれた。
何という優しさ!
何となく遠巻きで見ていた居酒屋が、心の拠りどころになりそうだ!
こここそが近所の人が愛してやまない社交場だと知った。
友人が思いつきで渡したケーキだったが、結果、こんなに温かい気持ちにしてもらえるとは思わなかった。
ちなみに子ども食堂本番の12月24日、25日、子どもは何人来たのか確認していないw
もし来てなくても、大人たちがクリスマスを感じてくれたらいい。
今日の波乗り
友人と女将さん、お客さんのGiveの精神に、みんなほっこりした!
メリークリスマス!